身体のとある部分を中心に酷い凝りや張りを感じたとして、実際整体サロンに出掛け、その症状についてスタッフに的確に説明するというのは意外と難しいものです。
私自身、数年前まで頻繁に自宅近郊にあるとある整体サロンに通い施術を受けていたのですが、初めて訪れた際は自分の症状について伝えるのが結構大変だった記憶があります。
何しろ凝りや痛みが肩口からお尻に至る全体に及び、それも体調の変化や日ごとに最も凝りや痛みが出る部位が頻繁に変化していたからです。
今から考えれば従来の血行不良等による凝りに加え、日頃から受け続けているストレスのせいで精神的に不安定となり、それに伴い痛みを感じる箇所が安定化しなかったという面もあったに違いありません。
ただ諦めず自分の言葉でなるべく分かり易く整体師に説明したおかげで、数日間の施術で驚く程それらの症状が軽くなっていったのを感じ、話し下手でも一生懸命伝えた甲斐があったと安堵しているのです。
仮に言葉で症状の具合やそれが起こっている具体的な身体の部位について、的確に整体師に説明する自信が持てないのであれば、予めそれを紙に描き、分かり易い状態にしてからそれを元に説明してみるのが良いでしょう。また多くの整体サロンでは初診の人は問診表を作成し、整体師はそれを参考に最初のカウンセリングを行う筈ですから、話し下手でも安心です。
